驚異の生命力

昨夜飲んだくれて(いや、ふつうに会社の人たちと飲んで)もぅ日が変わろうかという時間に帰宅するとオクサマがもの悲しげなカオでお出迎え。
「ヤマさまの一番大きい子がいないの。」
「は?」
「フタにポトスの葉っぱが挟まってて隙間から逃げちゃったみたい。1時間くらい探したけど見つからない。」
どうやら出かけている間にヤマアカガエルの仔が一匹脱走してしまい、プラケ棚の周囲をすべてほじくり返して台所周辺もくまなく探したようですが見つからなかった模様。
とりあえず、まだ仔ガエルですからそんなに遠くまで移動できるは思えません。戸が開いていたとなりの居間を探し始めて5分。ベランダ側のサッシに大きな綿ぼこりを発見、摘むと動きます、発見です。
なんとかホコリを取りながら水をかけてみますが足が伸びきったままグッタリしています。息をしているのかも微妙な様子に完全に諦めムードです。しかし救出から30分も経つと次第に力なく延びていた足が戻って、前足に力が入ってカオを持ち上げ、しっかりと呼吸をしだしました。しばらくして100均米びつに移すと元気に跳ねたりしています。
エサをちゃんと食べれるかが心配なところですが、とりあえず生命の神秘を目の当たりにした夜でした。